武庫川女子大学 薬学部 武庫川女子大学 薬学部

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202602.09

ミラノ大学薬学部Prof.Salaによる講演会が開催されました

2月3日の14時より、イタリアのミラノ大学薬学部からアンジェロ・サラ教授をお招きし、国際交流企画の講演会を開催いたしました。

最初にこの企画を昨年度からコーディネイトしてくださっている徳島大学薬学部の笠原二郎先生より、徳島大学とミラノ大学との交流や学部生の留学、徳島大学での講演会の様子などのお話を、楽しい写真も交えてお話いただきました。

そのあと、サラ先生より1時間の講演をしていただきました。現在多くの人が使っている消炎鎮痛薬であるNSAIDsの抗炎症や鎮痛作用と、副作用として起こる胃粘膜障害や腎障害などとの関係を解説いただいた後、COX-1とCOX-2阻害による作用・副作用についてお話いただきました。そしてこれらの副作用を軽減できるCOXとトロンボキサン受容体を同時に阻害するデュアルシクロオキシゲナーゼ(COX)阻害剤/トロンボキサン受容体拮抗薬(COXTRAN)の開発と、その有効性について研究成果をお話しいただきました。さらにこのCOXTRANは、がん転移を減らす可能性があるという新しい研究結果についても言及されました。
講演後は、薬理学やがんについて研究している本学教員から活発な質疑応答がなされ、充実した時間となりました。
薬学部教員や学生にとって、身近な薬理の話から、副作用軽減やがん転移抑制の話はとても興味深く、すばらしい時間をいただきました。ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。

今後もいろいろな機会に国際交流を続けていけたらと思います。