第75回 日本薬学会関西支部 総会・大会「在宅医療推進教育プログラム(HOPE)2025」において本学4年生が『優秀ポスター賞』を受賞しました!


日本薬学会関西支部では、2019年度より関西圏の協力薬局と大学が連携して「在宅医療推進教育プログラム:HOPE(Home care Promotion Education program )」を実施しています。
実務実習前後に、在宅医療の現場や介護等の施設で地域の薬局・薬剤師がどのように患者に関わり、他職種との連携を図っているかなどを、学生が実体験することで理解を深め、また、その難しさや工夫を学ぶことで、将来、地域医療の中核を担う薬剤師となれるように育成することを目的としています。
このプログラムには、薬学部のある関西のすべての大学が参加し、本学からは今年度、薬学科の3年生7名、4年生4名 合計11名が参加しました。 学生は、事前研修に始まり、当日の実地研修、そして在宅患者や施設訪問を実施し、各薬局の指導薬剤師とディスカッションを重ね、報告書を作成しました。一連の体験学習をもとにそれぞれ初めての学会発表に向けてポスターの作製に臨みました。さらに、全大学のうち3年生が参加したのは本学のみで、その意識の高さを感じました。
参加学生は、2025年10月4日に同志社女子大学で行われた「日本薬学会関西支部総会・大会」で、それぞれが成果報告としてポスター発表を行いました。ポスター内容・発表の仕方・質疑応答などに対する厳正な審査の結果、本学薬学科4年生の髙見優希さんが『優秀ポスター発表賞』を受賞しました!
10月29日には、本学でHOPE修了証授与式が開催され、参加者全員に学部長よりHOPE修了証が授与されました。
今回参加し、経験したことが、今後の薬学部での学び、そして卒業後の薬剤師としての歩みに活かされ、全員が活躍してくれることを期待します。

HOPE担当教員 大川恭子
薬学部広報委員会
