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薬科学専攻 論文博士学位記授与式が挙行されました。

本館3階学長室において薬学研究科 薬科学専攻の論文博士学位記授与式が挙行され、本学薬学部の　光谷 真奈 助手に、博士（薬科学）の学位記が授与されました。

学位論文題目は、
「成長ホルモンとエストロゲンは甲状腺ホルモン代謝を制御する–骨の成長と性差に関する分子メカニズムの解析–」
です。

光谷氏は、2022年の着任後、薬学部　森山賢治教授（健康生命薬科学科　臨床病態解析学研究室）の指導のもと、体軸成長の促進および抑制について研究を進めてきました。「成長ホルモンと甲状腺ホルモンの補完性と成長促進」、「エストロゲンによる体軸性の成長抑制作用」は以前から知られる臨床上の知見ですが、その分子基盤の一端を解明しました。

学位記授与後には学長から、研究内容についてのご質問に加え、「博士号取得おめでとうございます。今後も女性研究者としてロールモデルになれるように頑張ってください」と激励の言葉がありました。