武庫川女子大学 薬学部 武庫川女子大学 薬学部

教員・研究室

医療系研究室 臨床薬理学研究室

教員

教授
岡村 昇
専門分野 /
医療薬学

薬剤師は、患者さん一人ひとりのための、適正な薬物療法を実践するスペシャリストです。患者さんの人生を少しでも豊かにすることができれば、それに越した喜びはありません。患者さんの人生に寄り添うことができる薬剤師を目指しましょう。医薬品の研究・開発に携わる人にとっても、常に患者さんを意識した研究・開発を目指すことができるような研究者を目指しましょう。患者さんなくして、新しい薬はありえません。

専門分野 医療薬学
最終学歴 京都大学大学院薬学研究科博士後期課程
学位 博士(薬学)
所属学会 日本医療薬学会、日本薬学会
出身高校 私立甲陽学院高等学校
研究テーマ 薬剤の個別化薬物療法、抗がん剤の適正使用
担当科目 疾病と薬物治療 IV 、疾病と化学療法、医薬品の開発 II 、プレファーマシー実習 II
その他 製薬企業の研究者、病院薬剤部の薬剤師、大学医学部の教員を経て、2007年4月より武庫川女子大学薬学部の教員となる。
助手
林 耕平
専門分野 /
臨床薬理学

人生は長く険しいです。皆さん自身が満足できるように一日、一日を大切にお過ごし下さい。時には立ち止まることも必要です。私もまだまだ道半ばですが、一緒に頑張りましょう。

専門分野 臨床薬理学
最終学歴 大阪大谷大学大学院薬学研究科薬学専攻博士課程修了
学位 博士(薬学)
所属学会 日本薬学会
出身高校 奈良県立添上高等学校
研究テーマ 抗凝固薬と健康食品の相互作用機序の解明

研究室

これまで、平均的な患者さんに平均的に効く医薬品が開発され、それを個性に富む患者さんに適用されてきました。その結果、同じ病気、同じ薬剤、同じ投与量でも薬の効く人、効かない人、副作用の強く出る人がおり、個別化医療(テーラーメード医療)の重要性が叫ばれるようになってきました。 当研究室では、薬物血中濃度解析や、遺伝子解析により、患者を個別化することにより、有効で安全な薬物療法の確立を目指して研究を行っております。 また、いまだ薬物療法が十分ではない抗がん剤の開発を目指して、新規抗がん剤の作用メカニズムを解析しています。このことを通して、新たな創薬ターゲットの探索を模索しています。さらに、抗がん剤は副作用が強く出ることが問題となっていますが、その副作用メカニズム、副作用発現要因を解析することにより、副作用の回避方法に関する研究を行っています。 これらを通じて、患者さん一人ひとりに対する医薬品の適正使用に貢献することを目指しています。