教員・研究室
医療系研究室
細胞薬理学研究室
教員
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教授中村 一基
- 専門分野 /
- 腫瘍薬理学
大学に入ることが最終目的ではありません。入学して何をするのかが大切です。全く同様に、卒業して会社(病院、薬局、ドラッグストア)に入ることが、最終目的ではありません。入社して何をするのかが大切です。どの学部・学科で何を学びたいのか、どの職種で社会に貢献したいのかが重要なのではないでしょうか。その道のスペシャリストを目指して下さいね。
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専門分野 腫瘍薬理学 最終学歴 静岡県立静岡薬科大学大学院博士後期課程修了 学位 博士(薬学) 所属学会 日本薬理学会(代議員)、日本薬学会(近畿支部委員) 出身高校 大阪府立大手前高等学校 研究テーマ がん転移の基礎的研究とがん転移抑制薬の探索 担当科目 臨床薬理学 I ・ II 、薬の効き方 I ・ II 、薬の働きを調べる、薬理学実験、体の仕組みの実際、健康生命薬科学概論、基礎薬理学、脳神経科学、腫瘍生物学、総合演習 I、卒業研究 I ・ II その他 1988年4月-1997年8月:扶桑薬品工業(株)研究開発センター勤務
(その間、1991年4月-1993年3月:米国国立がん研究所NCI留学)
平成11年度日本薬学会近畿支部奨励賞受賞
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助手横山 明似
- 専門分野 /
- 腫瘍薬理学
大学は1つの分野に対して専門的に学べる場です。自身の興味をどんどん深掘りし、たくさんのことを吸収してください。皆さんが楽しく充実した学生生活を送れるよう、精一杯サポートいたしますので、一緒に成長していきましょう!
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専門分野 腫瘍薬理学 最終学歴 武庫川女子大学大学院薬学研究科修士課程修了 学位 修士(薬科学) 所属学会 日本薬学会、日本薬理学会 出身高校 兵庫県立鳴尾高等学校 研究テーマ がん転移における基礎的研究とがん転移抑制薬の探索 担当科目 薬の働きを調べる、薬理学実験
研究室

わが国の死亡原因の第一位はがんです。タチの悪いがんは、発生した部位、すなわち原発がん巣に留まらず、他のいろいろな臓器へ転移して転移がん巣を形成します。これが、がんの治療を困難にしている大きな要因であると考えられています。当研究室では、がんが転移するしくみの解明とその予防薬の開発を行っています。今までの研究成果として、タンパクキナーゼCという酵素の働きを阻害する物質にがん転移抑制効果のあることを報告しています。現在は、中国において滋養強壮作用のある生薬として煎じて飲まれている冬虫夏草に注目し、その成分であるコーディセピンに抗がん作用やがん転移抑制作用のあることを見つけ出しました。 また、がんや心臓病の発症に関わりの深いタバコ煙中の有害物質のがん転移への関わりを調べる研究も行っています。タバコを吸う習慣をなかなか止められない原因物質のニコチンや発がん物質を含むタールといった主要成分については、今までに十分に研究されてきましたが、当研究室では、ニコチンやタール以外の有害物質に注目しています。


