武庫川女子大学 薬学部 武庫川女子大学 薬学部

教員・研究室

医療系研究室 病態生理学Ⅰ研究室

教員

教授
島津 秀紀
専門分野 /
脳神経内科、臨床神経生理学

人類の歴史は、病気、死、災害、殺人、テロ、戦争、全体主義など、人間を襲う不条理な暴力との闘いでした(アルベール・カミュ)。新型コロナウイルス感染症 (Covid-19)のパンデミックがやや落ち着きを取り戻した現在も、世界の各地では戦争や経済紛争が繰り返され、世界情勢は不安定さを増しています。そんな不条理な世界で、愛する人を守り、ともに幸せに生きていくために私たちには何ができるでしょうか?受験生のあなたにも、薬剤師国家試験をひかえたあなたにも、できることがきっとあります。一緒に学び、考え、より良い未来のために行動しましょう。

専門分野 脳神経内科、臨床神経生理学
最終学歴 京都大学大学院・医学研究科・脳統御医科学系
学位 医学博士
所属学会 日本神経学会、日本内科学会、日本臨床神経生理学会、SFN(北米神経科学学会)、ボツリヌス治療学会
出身高校 兵庫県立津名高等学校
研究テーマ パーキンソン病やジストニアなど大脳基底核疾患の病態生理解明と新規薬物治療法の開発
担当科目 病態・薬物治療Ⅰ, ヒューマニズム論Ⅰ, 症例解析学 他
その他 淡路島で生まれ、島根県・京都府・ロンドン・徳島県・ボストンの大学・民間病院・研究所など、あちらこちらを旅してムコジョにやってきました。スナフキンに憧れていますが、ギターは弾けません。
助手
嶋田 聡子
専門分野 /
臨床薬学

長いようで短い学生生活。自分の気持ちを大切に、是非様々なことに積極的にチャレンジしてください。みなさんが充実した学生生活を送れるよう、精一杯お手伝いします。一緒に頑張りましょう!

専門分野 臨床薬学
最終学歴 武庫川女子大学薬学部薬学科卒業
学位 学士(薬学)
出身高校 大阪府立寝屋川高等学校
研究テーマ 生活習慣病予防や改善に寄与する物質の研究
担当科目 臨床薬学基本実習Ⅲ
卒業研究Ⅰ,Ⅱの補助

研究室

研究室のモットーは「いつも笑顔で」と「Don’t Panic! (パニくるな!)」です。

・大脳基底核疾患のメカニズム解明と新規薬物治療の開発

共同研究施設や関連病院と協力して、ヒトと疾患モデル動物を対象とした臨床研究を行っています。パーキンソン病やジストニアなどの大脳基底核疾患の病態メカニズムを解明し、新規治療薬の開発を目指します。

・生活習慣病予防・改善のための食品成分の探索

近年、内臓脂肪蓄積を基盤とした複合リスク病態であるメタボリックシンドロームに注目が集まっています。脂肪細胞や肝臓細胞、疾患動物モデルを用いて脂肪の蓄積・代謝やそれに伴う酸化ストレス等を測定し、疾病を予防するための身近な食品成分の探索を行っています。

・医療倫理・医事法学的研究

医療現場では、医療技術の発展に伴い、従来は考えられなかった法的課題や倫理的課題が数多く出現しています。薬剤師業務に関わる制度・法律(薬剤師法・薬機法)に内在する問題点を解明し、薬剤師が関わる医療の中での倫理的な問題についても研究しています。

病態生理学Ⅱ研究室(十万講師)と共同で上記の3つの研究テーマが進行中です。卒業研究および大学院生の研究指導は、自由に研究テーマを選択してもらい病態生理学研究室(Ⅰ・Ⅱ)が合同で行います。