教員・研究室
生物系研究室
免疫生物学研究室
教員
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教授髙橋 悟
- 専門分野 /
- 免疫学、生化学
大学では多くのことを経験し学習し、自分を磨く大事な時間です。社会では、主体的に課題を見出し、その対応を考慮し、積極的な行動により解決へと導く力が求められています。その過程では、周囲とのコミュニケーション力や個人力のレベルアップも必要でしょう。集中力、継続力をもって、少しずつでも前に進むように心掛けましょう。あきらめない、投げ出さないことです。
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専門分野 免疫学、生化学 最終学歴 京都大学大学院薬学研究科博士課程 学位 薬学博士 所属学会 日本薬学会、日本生化学会、日本薬理学会 出身高校 私立東大寺学園高等学校 研究テーマ 抗炎症性化合物に関する研究、血管新生抑制とがん治療に関する研究、血管内皮細胞の機能に関する研究 担当科目 免疫学、細胞生化学、細胞生物学、生体恒常性のメカニズム、薬学基礎実習D、生物学・生化学実験、 その他 1991~1994:藤沢薬品・筑波探索研究所・生物化学
1994~2000:京都薬科大学・応用薬理学
2000~2003:Molecular Cardiology Research Center (NEMC)
2003~2010:九州保健福祉大学薬学部・生化学1
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助手金 玉
- 専門分野 /
- 細胞生物学
さまざまなことに挑戦し、失敗も成功も経験し、大学の4年間、6年間に何にでも一生懸命に取り組み、社会に広く参加できるすばらしい女性になろう!一緒にがんばりましょう!
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専門分野 細胞生物学 最終学歴 岡山大学大学院細胞生物学専攻博士後期課程修了 学位 博士(理学) 所属学会 日本生理学会 研究テーマ 血管新生抑制に関する研究 その他 中国瀋陽薬学大学、同大学大学院薬剤学分野卒
研究室

新しく伸びてくる血管を止めて、がんを退治する 皆さんは、がんと言えば不治の病といったイメージをお持ちかもしれません。しかし、医療の進歩は早期発見や多くの治療法を生み出し、治せる病気になりました。私たちも血管新生を阻害して、がんを治療する方法の研究しています。がんは成長するために大量の酸素や栄養を求めるため、すでにある血管から血管を新しく伸ばし、がん細胞へと導きます。これを血管新生と言いますが、血管新生を妨げる薬は、がんに酸素や栄養を遮断することができるため、がんを兵糧攻めにします。従来の抗がん剤には大きな副作用がありますが、この血管新生阻害薬は副作用が少ない薬です。私たちは主にシャーレ中で培養細胞を血管構造に形成する方法を利用して、血管新生阻害薬を探索、評価しています。血管新生阻害作用をもつ新化合物も、いくつか見出しています。私たちの研究ががん治療に役立つよう、大学院生や学部の卒業研究生らと創意工夫を繰り返しています。


