武庫川女子大学 薬学部 武庫川女子大学 薬学部

教員・研究室

化学系研究室 生体分析化学研究室

教員

教授
萩森 政頼
専門分野 /
分析化学、分子イメージング

薬剤師あるいは薬学の専門家となるには、幅広い分野の知識および技術を学び、それらを深く理解し、そして社会で実践できる力へと変えていく必要があります。楽しい大学生活はあっという間です。私たちの研究室では、病気の解明や早期診断を可能にする分子イメージングプローブの開発を通じて、医療人として必要な知識および技術を学び、医療現場における実践可能な問題解決能力を育む教育に取り組みたいと考えています。

専門分野 分析化学、分子イメージング
最終学歴 京都大学大学院薬学研究科修士課程修了
学位 博士(薬学)
所属学会 日本薬学会、日本分子イメージング学会、日本核医学会、日本油化学会、日本分析化学会
出身高校 福岡県立春日高等学校
主な受賞 2012 日本薬学会近畿支部奨励賞
2016 日本微量元素学会学術集会優秀演題賞
2017 コニカミノルタ画像科学奨励賞
2022 日本油化学会Short Presentation Award
研究テーマ 疾病の早期診断・早期治療を目指した分子イメージング剤の開発
担当科目 分析化学Ⅱ、分析化学Ⅲ、機器分析学、物質を解析する、分析化学実験、先端分析化学特論、他
その他 2003-2006 万有製薬株式会社(現 MSD株式会社)つくば研究所薬物動態研究所・研究員
2006-2012 長崎国際大学薬学部助手・助教
2012-2016 神戸薬科大学・講師
2016-2020 長崎大学大学院医歯薬学総合研究科(薬学系)・准教授
2019-2020 Université de Strasbourg, Institut Charles Sadron, France
2020- 現職
助手
原 史子
専門分野 /
分子イメージング

学生生活では自分次第でどんなことにも挑戦することができます。興味のあることには、とことんチャレンジし悔いのない学生生活を過ごしてください。

専門分野 分子イメージング
最終学歴 武庫川女子大学大学院薬学研究科博士課程
学位 博士(薬学)
出身高校 岡山県立岡山操山高等学校
研究テーマ 難治性疾患を標的とした分子イメージングプローブの開発

研究室

私たちは「生体を分析する」ことを目的に、生命現象の解明や病気の早期診断を目指した分子プローブの開発、新規分析法の開発、治療と診断を融合したセラノスティクス薬剤の開発を行っています。

1.生命現象の解明や病気の早期診断を目指した分子プローブの開発

生体の複雑な機能のネットワークからある特定の分子をイメージングすることで、これまでわからなかった生命現象が明らかとなることや、疾病の早期診断が可能になります。私たちは難治性のがんや生体内微量元素などを対象とする分子プローブの創製に取り組んでいます。

2.新規分析法の開発

凝集誘起発光増強(AIEE)は、分子が凝集すると強く発光するという現象であり機能性材料、センサー、バイオ技術など幅広い分野への展開が期待されています。私たちは、AIEEを示す発光分子を創製し、有機フッ素化合物(PFAS)などを高感度に分析することを目指して研究を行っています。

3.治療と診断を融合したセラノスティクス薬剤の開発

一つの薬剤で診断と治療を可能にすることで、患者さん一人一人に適した安全な治療が可能になります。私たちは低分子化合物やナノ粒子を基盤にた分子プローブの特性に基づいたセラノスティクス薬剤の開発に挑戦し、社会への貢献を目指します。