武庫川女子大学 薬学部 武庫川女子大学 薬学部

教員・研究室

化学系研究室 東洋医薬学研究室

教員

教授
高 明
専門分野 /
東洋医薬学

近年、漢方薬は生活習慣病等の予防・治療と健康促進、 西洋薬の副作用緩和などに対して、高い治療効果を評価され、70%以上の医師が漢方処方を利用し、特に産婦人科や女性専門外来における漢方薬の利用は、もっとも多いです。漢方医薬学を習得し、東・西洋医学の知識を兼ね備えた薬剤師の育成は、本学部の目標の一つです。東洋医薬学教室は皆さんがその目標を達成出来るよう常に応援します。

専門分野 東洋医薬学
最終学歴 京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程
学位 人間・環境学博士
所属学会 日本薬学会、日本東洋医学会
研究テーマ 漢方薬、機能性食品のメタボリックシンドロームに対する予防、治療効果及びそのメカニズムに関する研究
担当科目 東洋医薬学基礎、漢方処方学、基礎薬学実習 VI 、漢方処方学特論(大学院)
その他 中国遼寧中医薬大学(元遼寧中医学院)、同大学大学院内科学分野卒
助手
工藤 麻耶
専門分野 /
東洋医薬学

薬学部で学べる領域は幅広く日常生活との繋がりも強いため、社会貢献度の高い知識や技術を習得することができます。大学では勉強に限らず、興味を持ったことには積極的に挑戦し経験を重ねることで、限られた学生生活をぜひ充実させて下さい。

専門分野 東洋医薬学
最終学歴 武庫川女子大学大学院薬学研究科薬科学専攻博士課程修了
学位 博士(薬科学)
所属学会 日本薬学会
出身高校 小林聖心女子学院高校
研究テーマ 天然植物・機能性食品の生活習慣病に対する効果とその作用機序に関する研究

研究室

1.漢方薬、機能性食品のメタボリックシンドロームに対する予防、治療効果及びそのメカニズムに関する研究 2006年の国民健康栄養調査の結果によれば、20歳以上の人口では、男女平均15.5%がメタボリックシンドロームであることが報告されており、その予防、治療研究の必要性が指摘されている。近年、メタボリックシンドローム研究のために、人間のメタボリックシンドロームと同様な病態を示す疾病モデル動物が開発されました。 東洋医薬学研究室では、そのメタボリックシンドロームのモデル動物を用いて、漢方薬や機能性食品の肥満・高血圧・耐糖能異常・高脂肪血症・低HDL-コレステロール血症等に対する総合効果を調べます。さらに、メタボリックシンドロームに効果のあると証明された漢方薬や機能性食品に対して、分子生物学・免疫組織化学など研究手段を利用し、その作用メカニズムの解明に努めます。 2.漢方薬の美白効果に対する研究 皮膚が紫外線を浴びるとメラニンが生成されます。このメラニンが皮膚の色を決定しているのです。私たちの研究室ではメラニン生成を抑制する生薬成分を探索しています。