教員・研究室
化学系研究室
薬品合成化学研究室
教員
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教授小関 稔
- 専門分野 /
- 有機合成化学
お薬をはじめとする多くの医薬品は有機化合物からできているため、医薬品のプロを目指す皆さんにとって有機化学は非常に重要です。しかしながら薬学部の多くの学生さんにとって有機化学は苦手な科目の一つのようです。目先の試験を暗記で切り抜けるのではなく理解することを心掛けて頑張りましょう。
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専門分野 有機合成化学 最終学歴 京都薬科大学大学院博士課程修了 学位 博士(薬学) 所属学会 日本薬学会、日本化学会 出身高校 京都府立桃山高等学校 研究テーマ 新しい不斉合成法の開発、生物活性化合物の合成 担当科目 有機化学III、医薬品化学、発展有機化学、薬学基礎演習E、総合演習I, II、薬学基礎実習A、発展英語II その他 京都薬科大学大学院博士課程修了 京都薬科大学助教
2017年より現職
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助手野端 茉彩
- 専門分野 /
- 有機化学
私も、ここ武庫川女子大学で6年間の学生生活を送りました。友達と支え合いながら目標に向かって努力する日々は一生の思い出になります。皆さんの目標を達成できるよう全力でサポートしていきます。
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専門分野 有機化学 最終学歴 武庫川女子大学薬学部薬学科卒業 学位 学士 (薬学) 出身高校 近畿大学附属新宮高等学校 研究テーマ 新規有機反応の開発
研究室

新しい有機合成反応や有用な有機化合物を簡便に合成可能な実用性の高い合成法の開発および生物活性化合物の全合成に関する研究を行っています。
新しい反応の開発では複数の不斉炭素を一挙に構築可能な不斉合成法の開発や現代の有機合成化学においても構築困難な四級不斉炭素の構築を可能とする新しい不斉合成法の開発を行っています。特に当研究室で開発した光学活性なアミン化合物を用いることで、四級不斉炭素を含む複数の不斉炭素を有する新規な非天然型アミノ酸類の不斉合成法の開発に成功しています。また、既存の反応を精巧に組み合わせ、精密に設計された実用性の高い有機合成法の開発も精力的に展開しており、様々な有機合成に有効な化合物を誰でも・簡単に・再現性良く合成可能な合成法の開発に成功しています。
一方、天然には様々な生物活性を有する有用な天然有機化合物が数多く存在しており、創薬研究の重要なターゲットとなっています。現在、当研究室では乳がんの治療薬になりうるアロマターゼ阻害活性を有する天然有機化合物の合成を行っており、これまで誰も合成したことがない天然有機化合物の世界で最初の全合成達成に向けて勢力的に研究を行っています。


