教員・研究室
医療系研究室
腫瘍薬理学研究室
教員
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准教授吉川 紀子
- 専門分野 /
- 腫瘍薬理学
薬学部卒業生の社会での活躍の場は多岐に広がっています。夢に向かって挑戦する皆さんを応援しています。
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専門分野 腫瘍薬理学 最終学歴 武庫川女子大学大学院薬学研究科修士課程修了 学位 博士(薬学) 所属学会 日本薬理学会(学術評議員)、日本薬学会、がん転移学会 出身高校 追手門学院高等学校 主な受賞 第15回国際薬理学会において Natural Products Young Investigator Award, The Second Prize 受賞 (2006年)
第2回生活習慣病国際シンポジウムにおいて Young Scientist Award, Gold Prize 受賞 (2006年)
National Cancer Institute/National Institutes of Health にて博士研究員 (2009-2012 年)研究テーマ がん抑制遺伝子、がん転移、がん微小環境、抗がん剤耐性 担当科目 基礎薬理学I, II、臨床薬理学I, IV、疾患からみた薬理学、薬の働きを調べる、基礎薬理学、脳神経科学、薬理学実験
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助手生嶌 千菜美
- 専門分野 /
- 腫瘍薬理学
大学は、自分の興味があることを探究し、夢を実現できる場所です。一度しかない大学生活、やりたいこと全て無我夢中に取り組み、努力することで自分の思い描く将来に繋げてください。夢への挑戦をサポートしますので、一緒に頑張りましょう。
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専門分野 腫瘍薬理学 最終学歴 武庫川女子大学大学院薬学研究科修士課程修了 学位 修士 (薬科学) 所属学会 日本薬理学会、日本薬学会 出身高校 智辯学園高等学校 主な受賞 日本薬剤学会第35年会 永井財団大学院学生スカラシップ 受賞 (2020年)
第142回日本薬理学会近畿部会 優秀発表賞 受賞 (2022年)研究テーマ がん抑制遺伝子、がん転移、抗がん剤耐性 担当科目 薬の働きを調べる、薬理学実験
研究室

わが国の死亡原因の第一位はがんです。タチの悪いがんは、発生した部位、すなわち原発がん巣に留まらず、他のいろいろな臓器へ転移して転移がん巣を形成します。これが、がんの治療を困難にしている大きな要因であると考えられています。当研究室では、がんが転移するしくみの解明とその予防薬の開発を行っています。今までの研究成果として、タンパクキナーゼCという酵素の働きを阻害する物質にがん転移抑制効果のあることを報告しています。現在は、中国において滋養強壮作用のある生薬として煎じて飲まれている冬虫夏草に注目し、その成分であるコーディセピンに抗がん作用やがん転移抑制作用のあることを見つけ出しました。 また、がんや心臓病の発症に関わりの深いタバコ煙中の有害物質のがん転移への関わりを調べる研究も行っています。タバコを吸う習慣をなかなか止められない原因物質のニコチンや発がん物質を含むタールといった主要成分については、今までに十分に研究されてきましたが、当研究室では、ニコチンやタール以外の有害物質に注目しています。


