武庫川女子大学 薬学部 武庫川女子大学 薬学部

教員・研究室

化学系研究室 創薬有機化学研究室

教員

教授
川崎 郁勇
専門分野 /
有機合成化学

有機化学は薬学で学ぶ数多くの学問を理解するための基礎として位置づけられるのみならず、私たちが手本として利用できる未知なる生命現象を解明するためにも、重要な知識および道具であると考えています。また、有機合成化学の研究や実験には、数多くの「偶然の発見」に出会う機会があると信じています。皆さんにも有機合成化学を通じて、素晴しい偶然の出会いを経験してもらいたいと願っています。

専門分野 有機合成化学
最終学歴 京都薬科大学大学院薬学研究科
学位 博士(薬学)
所属学会 日本薬学会
出身高校 香川県立 観音寺第一高等学校
研究テーマ 薬学および有機合成化学的に有用な複素環化合物の合成と応用研究
担当科目 スペクトル構造解析法、医薬品をつくる、薬用植物学、応用有機化学実験
その他 H. 3-19 京都薬科大学 機能分子化学教室 助手
H. 9-10 Technical University of Denmark 有機化学研究部門 博士研究員
助手
佐々 裕隆
専門分野 /
有機合成化学

後悔のない学生生活を送ってください。今しかできないことがたくさんあります。後になってあのときあれをしておけばよかったと思っても、やり直すことはできません。日々を大切に過ごしてください。

専門分野 有機合成化学
最終学歴 立命館大学大学院薬学研究科博士課程修了
学位 博士(薬学)
所属学会 日本薬学会、日本化学会、日本プロセス化学会
出身高校 滋賀県立石山高等学校
研究テーマ 新規有用反応の開発
その他 2018年3月 立命館大学薬学部薬学科 卒業
2022年3月 立命館大学大学院薬学研究科薬学専攻博士課程 修了
2022年4月~2023年3月 立命館グローバル・イノベーション研究機構 博士研究員
2023年4月 現職

研究室

“本研究室では「薬を創る」ための創薬化学研究をしています。そのアプローチにはいくつかの方法があります。例えば、海洋生物、陸上生物に含まれている物質を取り出して薬に発展する方法もあります。そのほかにも「これまで世の中に存在しなかった化合物を自分自身で創り、それを薬にしよう」とするアプローチも可能です。この研究方法は、研究者自身の考え、アイデアによって薬となる分子を自在にデザインすることができ、また斬新な薬を作り出せる方法の一つです。 本研究室では、体の中で重要な働きをしたり、さらには種々の薬理活性を発現し、医薬品に発展する可能性がある複素環化合物の研究に取り組んできました。 これら創薬化学研究に加えて、新しいタイプCーH結合を活性化する反応など新規複素環化合物の新しい合成法の研究や、ヘテロ原子や複素環を活用する環境に優しい有機合成反応や、新しい有機合成反応の開発研究も行っています。 さあ、自分の手で、新しい薬となる可能性を秘めた化合物を、あなたも創ってみませんか。夢にチャレンジしてみませんか”