遺伝子の多様性から人と人の違いについても考えてほしい
アルコール体質検査と飲酒の功罪
(武庫川女子短期大学心理・人間関係学科編)
日程
日程:2016年5月11日(水)
場所:武庫川女子短期大学 心理・人間関係学科
対象:1回生 約80名
今回は、本学の心理・人間関係学科の新入生約80名に向けて講義を行いました。
講義内で行われたアルコールパッチテストや唾液による遺伝子検査では、あちらこちらから結果を予想する声が上がるなど、学生が皆自分の遺伝子タイプに対してとても興味深々で実験に取り組んでいる姿が見られました。
また講義内では、未成年者がなぜお酒を飲んではいけないのか、そして成人になってからもどのようにお酒とつきあっていくべきなのかを伝えるだけでなく、人と人との違い、そしてそれぞれが持つ個性という人間の多様性とはほんのわずかな遺伝子配列の違いで生まれるもの。これから心理学を学ぶ上でそうした遺伝子という概念をも取り入れて考えていってほしいと締めくくられました。