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薬学科の卒業生の活躍


卒業生の声

久保 えり香

製薬会社の研究者として働く

勤務先:丸石製薬株式会社

― Q1.学生時代はどのようにして過ごされましたか?

1、2年生のころは特にテスト勉強をがんばっていました!4年生では、研究室配属があり、私が所属していた薬理学1研究室はすごく雰囲気も良く、チーム(3人)で研究を進めていくので、生徒同士が協力し支えあえるのがとても良かったです。

― Q2.具体的にどういう風に良かったのですか?

チームのメンバーに実習があったり授業が入っていたりと研究が進められなくても、他の2人が研究を進めておけるので、研究が捗って良かったと思います。

― Q3.なぜ薬理T研究室を選んだのですか?

“病気のメカニズムが知りたい”という理由ではなく、ただ“がんの研究って面白そう!”と思ったのがきっかけです。初めは研究室に入ってすぐの頃は、「研究する」ということがどういうものなのかよくわかっていませんでした。けれど研究室で毎日実験を繰り返し、先生方のアドバイスを頂いていくうちに、“研究=わからないことに対してどうアプローチをしていけばよいのか”ということを学ばせて頂きました。修士課程にも進学し、素晴らしい研究室生活を過ごすことが出来ましたよ!武庫川での研究室活動を通して、研究職を目指すことにしたんですよ。その他にも、礼儀作法を教えていただいたり、集団生活でのルールなどたくさんのことを学ぶことが出来ました。

― Q4.学生時代に頑張っていたことは何ですか?

勉強をがんばりました。高校では得意じゃなかった分野でも、薬学部に入って授業を受けて勉強をしていくうちに、「この分野も面白いな、薬学に進んでよかったな!」と思えるようになりました。高校時代とは違って興味のある分野に集中して勉強できる環境だし、各分野のスペシャリストの先生方のとってもわかりやすい講義を受けることが出来るし、勉強にも身が入りました。

― Q5.学生時代に頑張ってやっておいたほうが良かったことは何ですか?

英語をやっておけば良かったなと思います。英語を習いに行くとお金もかかるし、モチベーションを維持することも難しいけれど、就職にも有利になるし英語を頑張っておいたほうがよかったなぁって思います。TOEICで750点あれば就職にかなり強いし、自分の武器になると思います!!

― Q6.学生時代に大変だったことは何かありましたか?

一人暮らしをしていたのですが、修士論文を書かないといけない時期に風邪を引いてしまってしんどくて動けず、病院にも行けない時期がありました。その時、研究室の先生が心配して電話をしてくださったことがあって、とても嬉しかったのを今でも覚えています。あとは、全体的に楽しかった思い出ばっかりですね。

― Q7.なにかバイトはされていたのですか?

長期的なアルバイトはしていなかったけれど、短期間のアルバイトをいろいろやっていました。甲子園球場での売り子やスーパーのレジ打ちをやっていました。でも今思うと、もっと幅広く色んなアルバイトもやってみたかったなぁって思います。あと、私は旧四年制の卒業生なのですが、学部を卒業して薬剤師免許を取ってからドラッグストアで薬剤師として働いたこともあります。

― Q8.今はどういったお仕事をされているのですか?

丸石製薬という麻酔薬と消毒薬と局方品を扱っている会社に勤めています。現在、病院で使われている吸入麻酔薬は、自社のものが多いと思います。でも、今はそのジェネリックも増えてきています。
製薬メーカーでも新規の薬を作る会社は減ってきています。研究職としてしなければいけないのは、新しい薬を世に出すこと。そのために日々実験を行なっています。自社では麻酔薬と消毒薬が主力品なので、周術期(術中だけでなく術後の疼痛管理など)に関連するような薬を軸に開発しています。その他には、新しい薬を厚労省に認めてもらうために必要な申請資料を作ったりしています。

― Q9.お話を聞いていると研究者は大変そうなのですが、実際大変ですか?

大変なこともあるけれど研究は楽しいです。薬学部を卒業して薬剤師免許を持っていても、選択肢は薬剤師だけではないと思います。その選択肢は、研究職、CRA(臨床開発モニター)、MR(医薬情報担当者)など、そのほかにもたくさんあるので、みんなも視野を広げてみてくださいね。
新しい薬ができるまでには、基礎研究からあって、非臨床試験があって臨床試験があって、、、本当にたくさんのプロセスがあります。企業に勤めてみて、研究職はその一端にすぎないって思うようになりました。就職する前は、新薬開発には研究が一番大事なところだと思っていたけれど、実際に勤めてみて、そうではないと感じました。いろんな人が関わりあって薬を作っているということを強く感じましたね。

― Q10.仕事でやりがいを感じるときはどんな時ですか?

開発候補の物質を使って動物に対する薬効試験を行うのですが、薬効を確認できた瞬間、この物質が実際に患者さんのため使われるようになるかもしれないと想像した時は、とても嬉しくなります。 

― Q11.これは大変だ!と思った瞬間はどんなときですか?

ヒトに使用する薬を作るわけだから、信頼性が担保されていないといけない。だから、実験をするにあたって、厳しくルールが決められています。そのルールが守られているか、ちゃんとチェックしないといけません。大変な作業だなぁと思うこともありますが、こういった努力で信頼性を確保するということは、とても大切だし、しなければならないことだと思います。お薬の添付文書に載っている試験結果は厳しい管理条件で行なわれたものなので、信頼できる結果なのですよ。

― Q12.後輩たちに一言メッセージをお願いします

武庫女の人はおとなしい控え目な人が多いなと、就職してから思いました。社会に出てみて実際に私自身が自分の意見をはっきり言えないことがあったりしたので、強くそう感じました。でも、仕事を続けるうちに、間違ってもいいから自分の意見を言おうと思うようになりました。間違うことを恐れずに意思表示をすることを意識しています。
それから、将来に不安を覚えながら何もせずにただ過ごしているなんてことのないように!興味を持ったこと、これはどうかな?と思ったことにはできる限りトライすること。今経験したことは社会人になったときに絶対ムダにはならないと思います。発想力も豊かになるいいチャンスだと思います!今のうちにいろんなことにチャレンジしてください!! そして色んな経験をして、自分の意見をしっかり言えるようになって欲しいと思います。

インタビュアー:泉、西田、米谷

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