Botanical Garden
School of Pharmacy and Pharmaceutical Sciences
MUKOGAWA Women's University
開花期の花弁は白色を呈し、次第に紅色に変化する様子が、酔う様子に似ていることから、酔う芙蓉、スイフヨウと呼ばれています。
スイフヨウの動画
スイフヨウは、朝に白い花を咲かせますが、午後になるとだんだんピンクにかわり、一日の終わりには紅くなります。
その様子が酔っているようだということから、酔芙蓉と名づけられたと言われています。
この花色の変化は花びらの液胞内における植物色素アントシアニンの蓄積によると言われていますが、その詳細は明らかにされていません。
そこで、この花色の調節メカニズムの解明を目的とし、植物色素アントシアニンの蓄積に関与するアントシアニジン合成酵素のmRNAの構造解析や花色変化との関係を検討しています。