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薬を創る仕事2006年度卒業 鶴山貴世ナガセ医薬品株式会社 |
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私は、医薬品(主に無菌製剤である注射剤や液剤など)、治験薬や動物薬、化粧品、健康食品の受託製造を行う会社で働いています。入社して、初めて実際の医薬品製造現場を知りました。当然、医薬品GMP(薬事法に基づく、医薬品及び医薬部外品の製造管理及び品質管理の基準)に準拠した製造・管理を行っているので、「品質の保証」のための、製造工程や記録類の保管・管理は厳しく、私が想像していた以上のもので驚きました。
最近、会社では、化粧品・健康食品を中心に市場調査・文献調査などの情報収集を行い、自社製品開発に力を入れています。研究開発に向けて、各分野の専門家を招いた勉強会の実施や、研究・開発内容の報告の場として、研究発表会を年2回実施しています。このような勉強の機会もあるので、私自身、非常にやりがいを感じています。なかなかすぐに自社製品が開発できるわけではありませんが、今までの経験を積み重ねて頑張りたいと思っています。皆さんに、薬を使用する側だけではなく、「薬を創る場」にも興味を持っていただけたら幸いです。