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ハート2011年6月10日 加味哨遥散&気・血・津液・精(1)

 

   今回は、加味哨遥散を煎じて試飲し、気・血・津液・精(1)

  加味哨遥散
   加味哨遥散には、薄荷、生姜、紫胡、山梔子、牡丹皮、当帰、芍薬、茯苓、白朮、甘草が入っています。

   体力が虚弱な人で、肩こり、疲れやすく、神経不安等があり、便秘の症状がある諸症
   冷え症、月経不順、月経困難、更年期障害等に用います。



  気・血・津液・精について
   気・血・津液・精は、人体を構成する基本的な物質です。

   気は運動しているエネルギー(機能)
   血は基本的に血液に相当
   津液は体内の全ての正常な水液(体液)の総称
   精は先天性生命エネルギー源

   今回は「血」について
    血は全身を循環して、臓腑、皮毛、骨肉等、人体に栄養を与え、活動を支えます。

     心は血の循環
     肝は血の貯蔵
     脾は血の動きを調整に働きます。

    血の病理的変化
 
     血虚・・・体内の血の不足、血の栄養不足
          ふらつき、動悸、眼のかすみの原因にも。
     血瘀・・・体内の血の循環不全
          局所の痛み、腫張など。
     血熱・・・熱邪が血液に入って生じる病理的変化





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