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ハート2011年4月29日 安中散&病因

 

   今回は安中散を煎じて試飲し、病因について学習を!
 
  安中散

   安中散には、桂枝、縮砂、茴香、良姜、延胡索、牡蛎、甘草が入っています。

     本方は、胃痛を主としています。
   その胃痛は寒冷が原因で消化機能減衰を起こしているもので、
   胃アトニー症、胃酸過多に適しています。

   その他、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、月経痛にも用います。



   病因

   漢方による病気の原因は、外因、内因、不内外因に分けられます。

   外因
       六渓(ろっけい)=風邪、寒邪、暑邪、湿邪、燥邪、火邪
      癘気(れいき) =感染症

   内因    七情=怒、恐、喜、驚、悲、思、憂
     この七情が度を超すと、精神の歪み(ストレス)となり、病気になります。
     これが内傷七情と言います。

   不内外因
     飲食(過食、拒食、飲酒)
     疲労
     外傷
     中毒
     遺伝


      人が抵抗力、免疫力(気、血、水、食の乱れ)が低下し
      自律神経が乱れた時、外、内、不内外因により発病するそうです。

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