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薬学部は、薬剤師、研究者をはじめとするさまざまな分野で活躍する医療人を育てる学部です。これからの医療人には、広い意味でのテーラーメード医療を実施すべく、自ら考える能力やコミュニケーション能力が必要とされています。そのために、薬学部では「からだ」をキーワードにいろいろな分野の勉強をしなければなりません。それらは「からだ」を介してすべてつながっており、単なる知識の丸暗記では使いものになりません。今まで習得した知識を使える知識にし、これからの「考える医療人」として活躍するためには、「まず理解し、必要な知識は覚える」という物理化学的な考え方が不可欠です。私たちは、物理化学的な見方、考え方を学ぶことによる「考える医療人」育成のための教育方法の研究とその実践を目標にしています。
このような趣旨のもと、当研修室では、「薬学的知識を融合した自己学習システムの構築」という共通の目標を掲げ、学生各自が自ら選んだテーマにそって、e−ラーニングのコンテンツ(例:右上図)を作成しています。様々な書籍を自ら調べ、互いにディスカッションし、動画などコンテンツ作成に必要な技術も学生自ら調べ、互いに教えあうことをスローガンにしております。また、定期的に開催する研究室員全体でのSGD(右下図)は、コンテンツの内容や構成の仕方について互いに討論、批評しあうことで、内容に関する理解が深まり、またコンテンツの質を上げるとともに、コミュニケーション能力の向上にも役立っています。
1期生のテーマは次のようになっています。
「臨床現場で求められる感染症治療に関する薬学的知識」
「心不全から機能形態学−薬理学−病態生理学の関連性を明らかにする」
「浮腫を物理化学と解剖学から理解する」
「物理化学と解剖生理学から学ぶ気管支喘息」
「生化学・物理化学から考える糖尿病治療」
「多方向からアクセスした悪性腫瘍」
発表前には学部内Webにupしてアンケートも収集しております。一度覗いてみて、ご意見くださればありがたいです。