薬という視点から生命を研究し、健康に貢献する。それが健康生命薬科学科です。
私たちの脳には140億個以上の神経細胞があると言われていますが、この一つ一つの神経細胞が一万個もの他の神経細胞とコミュニケーションをとりながら、「心」というものを形作っています。一方、私たちの体全体では60兆個もの細胞達が、同じように互いに連携しながら命を保っているのです。世界の人口は70億人弱ということですから、私たちを構成する細胞達の数の多さ、それらのコミュニケーションの複雑さは計り知れません。こんなにたくさんの細胞達がうまく協調できて初めて快適に暮らすこと、「健康」が維持できるのです。そしてこのようなコミュニケーションの調節役として活躍しているクスリが数多くあるのです。
健康生命薬科学科は“化学物質である薬と生命とを結びつけて考える学科”です。これは他の理系学科にはない特長であり、このような力を身に付けた人材を、医薬品産業やバイオ産業など薬に関わる企業が求めています。基礎から先端までを網羅した講義と実験から成る研究志向の学びが、薬と生命を総合的に考える科学的な力を育てます。
21世紀は生命科学とバイオの時代。バイオの成果は、新薬の開発、再生医学、予防医学、環境保全など、多彩な分野で活用されています。このような背景から、生命科学のプロフェッショナルの重要性は日増しに高まっています。
薬学部の特色は化学から医学までをカバーする守備範囲の広さ。広がり続ける生命科学の全体像を学ぶ道として、健康生命薬科学科がベストです。
生命科学を基盤に、化学物質とヒトをつなぐ存在が「薬の科学者」。「薬の科学者」は、薬をつくるだけでなく、食品や生活環境など、ヒトに接する化学物質を監視し、人類の健康と安全をサポートします。
広い知識を身につけた「生命科学のプロフェッショナル」や「薬の科学者」には、多彩な進路が開けています。4年間の学びの中で、自分の可能性を見つけましょう。
「研究って面白い!」、「もっと知りたい」、そう感じたら、大学院へ進学しましょう。大学院には一人前の研究者へ成長するためのプログラムが用意されています。大学院は新しい発見に出会うチャンスです。
![]() |
| 「これまで地球上になかった新しい化合物を私がつくり出せるなんて、ドキドキしちゃいます!」 「私がつくったこの化合物が何か役に立つはたらきをするかもしれないなんて、考えただけでワクワクですね!」 先輩たちのこんな驚きや感動を体験しませんか?新しいものをつくる喜び、新しい事実を発見した感動、それが研究です。 |
![]() |
| 「あらゆる生き物の設計図が同じ言葉で書かれていると知ってビックリです!」 「メタボリックシンドロームのモデルになるような動物もいるんですね」 日進月歩の生命科学の世界。そこで活躍するのに必要なものの第一は”好奇心”。好奇心にあふれるあなたを、ますます広がるバイオの世界が待っています。 |